
大手ギフト・通販会社で18年、MD(マーチャンダイザー)・バイヤーとして1,000社以上と商談し20,000点以上の商品に携わり、数々の商品をヒットさせてきたギフト通販ナビゲーターの内田です。
・競合他社との差別化がなくなり、価格競争に巻き込まれるようになった。
・社会の変化に伴う顧客の価値観が変わり、従来の強みが強みでなくなった。
そんな状況であれば、リブランディングの検討が必要です。
リブランディングとは、既存のブランドイメージや価値を再構築し、より時代や顧客ニーズに合わせた新たなブランドを築くことをいいます。
今日は大手メーカーの成功事例を参考にリブランディングで成功するポイントを伝えていきます。
1 ターゲット層の見直しと新市場開拓
従来の想定ユーザーを超えて、新しい世代・ニーズ・市場にブランドを拡張する。
事例)日清食品「完全メシシリーズ」
「カップ麺=手軽だけど不健康」というイメージを覆す試み、完全栄養設計(PFCバランス等)で、健康志向層・働く世代に向けた新商品を展開。
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ブランドの“枠”を壊して新たな価値を届けることに成功
2 ストーリーテリングの強化
商品に背景や意味を持たせ、感情的・文化的な共感を呼ぶ「ブランド物語」を構築。
事例)味の素「うま味文化の発信」
「化学調味料」から「日本発の第5の味=うま味」という価値再構築し国内外で「UMAMI」を普及させ、調味料のイメージをポジティブに変換。
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企業や商品に“語れる理由”を持たせることに成功
3 ブランドビジョン・ポジショニングの再構築
ブランドの「存在理由」や「提供価値」を見直し、社会や顧客との関係を再設計。
事例)明治「R1」
乳酸菌の機能性(免疫強化)を科学的根拠とともに強調。
「受験に勝つ」「風邪予防」といった明快なシーン提案を実施してヘルスケア市場での信頼ブランドとして地位を確立。
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明確な“Why(なぜ選ばれるか)”に成功
4 市場・顧客インサイトの的確な把握
消費者の価値観・ニーズ・ライフスタイルの変化を敏感に捉え、ブランドの方向性を調整する。
事例)カルビー「フルグラ」
健康志向や「朝食の時短ニーズ」が高まる中で、グラノーラを“栄養価の高い朝食”として再定義。
「フルグラ」という呼称に統一し、ターゲットを女性・主婦層にシフトし明るくヘルシーなパッケージへ刷新することで店頭でも目立つよう工夫。
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潜在ニーズの掘り起こしと明確なターゲティングに成功
まとめ
食品業界のリブランディング成功は、単なる見た目の変更ではなく、顧客との再接続・価値提供の再定義・時代への適応が本質です。
あなたの会社は既存のブランドイメージや価値を再構築し、より時代や顧客ニーズに合わせた新たなブランドを築くことができていますか?
今日も最後までお読みいただき
ありがとうございました。
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をいつも応援しています。
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