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ご覧いただきありがとうございます。


ギフト通販業界で18年、MD・バイヤー
として1,000社以上の企業様とお取引を重ね、
数々のヒット商品を手がけてきました。

今は、その知見を活かし食品メーカー様のギフト
事業を“売れる形”にするお手伝いをしている内田です。


今回は、
「なぜギフト商品は自己消費向け商品(自家需要)

よりも売上・利益が伸ばしやすいのか?」
についてお話します。

自家需要とギフト商品の“決定的な違い”

一言で言えば、
自家需要商品=「自分のために買う」
ギフト商品=「誰かに贈るために買う」

当たり前のようですが、実はこの違いが、通販ビジネス
における売上・利益に大きく影響してきます。

ギフトは「1人の購入で複数個売れる」から売上が伸びやすい

たとえば、自分用にお菓子を買う場合、多く
の人は1つしか購入しませんよね。

でも、出産内祝いや結婚祝いのお返し、季節
のご挨拶(お中元・お歳暮)など、ギフトシ
ーンでは複数個購入されることが一般的です。

さらに、
「相手に喜ばれたから、また同じものを贈ろう」
といったリピート購入の可能性も高まります。

つまり、ギフトは
1人あたりの購入点数が多く
リピート率も高いため
安定した売上につながりやすいのです

ギフトは「イベント需要」があるから、販売予測がしやすい

自家需要は「思いついた時に買う」ため、時期も数量
も予測がしづらく、在庫リスクも大きくなります。

一方でギフト商品は、

母の日、父の日、敬老の日
お中元・お歳暮
年末年始のご挨拶
といった季節イベントに合わせてニーズが高まる

ため、販売タイミングが読みやすく、生産や販促
の計画が立てやすいのです。

ギフトは価格競争に巻き込まれにくい

自家需要商品は「できるだけ安く買いたい」という気持ち
が強いため、価格比較サイトやセールが購入の決め手に
なることも多いですよね。

しかしギフトは、
「相手に喜んでほしい」
「予算内で、ちゃんとしたものを贈りたい」
という動機が中心。

そのため、価格が安いからという理由だけで選ばれるわけ
ではなく、適正な価格で販売しやすいのです。

結果的に、利益率が高くなる傾向があります。

ギフトで売れる商品をつくるための注意点

とはいえ、「ギフト商品を出せば売れる」というわけ
ではありません。

私がこれまで商談してきた1,000社以上の中にも、
「商品力があるのにギフトでは売れない」
という会社はたくさんありました。

その共通点は、ギフト設計とブランディングができて
いないことです。

たとえばこんな状態、思い当たりませんか?

  • 自家需要商品をそのまま詰め合わせただけ
  • ギフト仕様になっていないパッケージ
  • 原価が高くなりすぎて流通に乗せられない
  • ただの土産商品を全国向けギフトとして販売
  • 差別化ポイントが伝わらない/意味がない
  • 価格設定に無理がある

いくら良い商品でも、ギフトとしての魅せ方や設計
が甘ければ売れません。

ギフトで成功している中小企業がやっていること

ギフトで安定した売上と利益を確保している企業は、
例外なく「ギフトブランディング」ができています。

そしてこのブランディングは、大企業だけのものでは
ありません。

むしろ中小企業だからこそ、「〇〇といえば御社」
と想起される存在感が重要です。

ブランドが確立すれば、価格競争からも抜け出し、
長く売れ続ける商品になります。

“贈られる理由がある商品”になっていますか?

「ギフトで思うように成果が出ない…」

そんなお悩みをお持ちの経営者の方に向けて

“今のギフト事業にどんな課題があるのか”を確認できる
【ギフト課題チェックリスト】をご用意しました。

課題が見えることで、次の一手も明確になります。
未来の成果につなげるために、ぜひご活用ください。


今日も最後までお読みいただき
ありがとうございました。

あなたのビジネスが成功すること

をいつも応援しています。