こんにちは。食品ギフト通販コンサルタントの内田です。

自信をもって商談に臨み商品の価値を伝えてもバイヤーに商品が採用されない。そんな経験ありますよね。私がバイヤーをしている時も商品はいいんだけど、これが商談時にないばかりに採用を見送ったことも少なくありません。

今日は、商談時に用意したほうがいい5つの要素についてお話します。

1 商品サンプル

実際の商品を見せることは非常に効果的です。バイヤーは、商品の品質や味、パッケージデザインなどを実際に確認したいと考えています。特に食品の場合、試食や試飲ができるサンプルを提供することで、バイヤーの理解が深まり、採用の決め手になります。冷蔵、冷凍など当日持参できない商品の場合はあらかじめバイヤーに連絡していつ届けていいか確認して事前に送っておくとよいでしょう。

2 パッケージングやブランドの独自性

食品のパッケージデザインやブランドコンセプトが他と差別化されている場合、それを強調する資料やプレゼンテーションが効果的です。特に、視覚的に魅力的なパッケージや、ユニークなブランドストーリーがバイヤーの目を引きます。

3 物流と供給能力の証明

食品の供給が安定していることを証明するために、物流面や在庫管理の体制に関する詳細な情報を提供すると、バイヤーの安心感を得られます。特に、配送の迅速さやフレキシビリティ、品質管理の体制などを説明することは、商談の信頼性を高めます。バイヤーは商品の品質や欠品を非常に気にします。

4 市場データと消費者トレンドの分析

食品業界やターゲット市場におけるトレンドを示すデータやリサーチ結果を持参することは、バイヤーにとって非常に有益です。例えば、「ヘルシー志向」「サステナビリティ」「グルテンフリー」など、現在の消費者の関心が高い分野に焦点を当てた商品である場合、そのマーケットニーズに応じたデータを持参すると説得力が増します。

5 独自のサステナビリティや社会貢献活動

現在、消費者がエシカル消費やサステナビリティに関心を持つ傾向が強くなっています。商品の製造過程で環境負荷が少ないことや、地域貢献活動に力を入れていることを示す資料があると、企業の社会的責任を重視するバイヤーには強く響きます。

商談時にこれらの要素を効果的に活用することで、バイヤーの関心を引き、商品の採用率を高めることができます。大切な商談時に用意されて望んで採用率をあげていきましょう。